10月8日の経団連による就活ルール策定終了の決定を受けて、NHKが全国の主要企業100社に緊急アンケートを実施・分析しました。
就活ルールの廃止を評価する企業が34%を占める一方で、なんらかの就活ルールが必要と感じる企業が63%と一見矛盾する結果が出ました。
自由記述欄からは「経団連加盟企業でさえ遵守していない企業が多数を占め、ルールが形骸化してしまっており、遵守する企業が採用の遅れが生じて損をする」という意見が読み取れ、結果として
「今のルールには問題がある。しかし完全になくなるのも困る」
という企業の赤裸々な本音が明らかになりました。
10月29日の政府連絡会議で、2021年3月に卒業する現大学2年生に関しては従来のルールと同じ日程を維持することが決まり、2022年卒以降も同日程を維持する方向性も示されました。
リンク先の記事掲載日:2018/10/29から
ニュースURL:NHK NEWS WEB
“就活ルール” いる?いらない?