試験情報

【試験情報】第10回キャリアコンサルタント試験 合格発表

第10回キャリアコンサルタント試験の結果が登録試験機関のキャリアコンサルティング協議会と、同じく登録試験機関の日本キャリア開発協会の、それぞれのキャリアコンサルタント試験Webサイトに発表されました。

キャリアコンサルタント試験(キャリアコンサルティング協議会分)>合格発表

キャリアコンサルタント試験(日本キャリア開発協会分)>試験結果

 

また、厚生労働省の公式Webサイト内には、上記2登録試験機関の結果を合算した第10回全体としての結果が発表されています。

キャリアコンサルタントになりたい方へ(厚生労働省公式サイト)>キャリアコンサルタント試験結果の概要

 

それらの発表から数値を拾って表にまとめてみました。

第10回キャリアコンサルタント試験 結果の概要

第4回に次ぐ低合格率だった前回の学科試験に比べて、今回は60%台まで回復しています。ほっとひと安心と言ったところでしょうか。

合格率で大きな差が出たのは実技試験の実務経験者と経過措置者※
※経過措置として、キャリアコンサルタント試験の受験資格ありと認められている、平成28年3月まで実施されいたキャリア・コンサルタント能力評価試験の受験資格として認められきた養成講座を修了した者のこと。

以前からこの両者に対して厳しい結果を出してきている開発協会ですが、今回も協議会に比べてかなり差のある結果が出ています。この結果を見る限り、養成講習修了者以外がキャリアコンサルタント試験を受けるなら協議会一択という気分になります。

ただし養成講座修了者の受験者数に比べるとn数(標本数)も2ケタほど少ないため、今回の結果だけで断定することは出来ません。ひとまずは参考値として記憶に留めておきたいと思います。

 

さて。
受験されたみなさん、いかがでしたか。

 

合格

おめでとうございます!

一発合格、部分合格、前回の学科難しすぎでしょなどなど、言いたいことがたくさんおありでしょうが、ひとまずそのあたりのことは棚に上げて、合格された喜びを爆発なさってください。

おめでとうございます。本当におめでとうございます!

これでキャリアコンサルタントの仲間入りです。

中にはご自身の知見を広めるために受験しただけという方もいらっしゃるとは思いますが、せっかくですから登録申請して、ご自身の肩書きの中にキャリアコンサルタントを加えてください。

え? 色々と、お金が、かかるでしょ?

 

そうなんですよねぇ。

キャリアコンサルタントの登録申請

登録申請に関しては、キャリアコンサルタントWebサイトの「新規登録申請」にある手続きに従って進めてください。

国家資格キャリアコンサルタントWebサイト>新規登録申請

 

ちなみにキャリアコンサルタントの登録試験機関はみなさんもよくご存じの通り

・キャリアコンサルティング協議会
・日本キャリア開発協会

2団体ありますが、指定登録機関

・キャリアコンサルティング協議会

1団体のみとなっています。

つまり、開発協会管轄で合格しても、登録するのは協議会を通じて、ということです。

合格後の手続きは手順に従って粛々と進めるだけですから、実技試験における両団体の判断基準や合格率の差などの問題と比べるまでもなく、どちらの団体が請け負おうが合格者に影響はありません。

どちらの団体で受験するかの選択は合否を分ける可能性があるけれども、合格後の手続きは別にどっちがやってくれてもかまいません、という話です。

大人の事情なので本当のところはよく分かりませんけど、試験の実施に比べると旨味の少ない登録実務の方は遠慮したのかなとかなんとかとかかんとか…。

 

閑話休題、キャリアコンサルタントへの登録手続きのためには登録免許税(9,000円)登録手数料(8,000円(非課税))が必要となります。

さらに5年ごとの資格更新の際に、更新に必要な講習を受講するために結構な費用※もかかります。

※講習ごとに設定されている金額が異なり、複数の講習から自由な組み合わせで選ぶことが出来るため、総額はキャリアコンサルタント一人ひとりで違います。概算としては最低でも10万円前後はかかる見込みです。

 

キャリアコンサルタントが国家資格になった2016年4月に登録した人たちが、5年後の2021年4月に有効期限満了日を迎えます。

なかには既に規程時間数の受講を完了した強者のキャリアコンサルタントも出てきていますが、現実的には今年ぐらいから更新講習の受講者数が増えていき、様々な情報が表に出揃ってくるものと思われます。

不合格

残念です。

今は掛ける言葉もありませんが、これで諦めてしまうことなく今後もキャリアコンサルティングを学び続け、近い将来にキャリアコンサルタント試験に合格していただきたいと感じています。

がんばってください。

 

というわけで、まだヒリつく傷口に塩を塗るようなことを申し上げますが、今日のこの発表を待ち構えるかのごとく、次回:第11回の受験申請受付期間の締切日が目前に迫っています。

キャリアコンサルティング協議会分は1月10日(木)まで。
協議会管轄Webサイト>受験案内

日本キャリア開発協会は1月11日(金)まで。
開発協会管轄Webサイト>受験案内>試験日程/試験地区

いずれも郵送の場合は当日消印有効です。

わずか1日ですが締切日が違います。応募には充分な注意が必要です。お気を付けください。

第11回キャリアコンサルタント試験の試験日程

以下の日程で実施されます。

学科・実技(論述)試験(両団体共通)
2019年2月24日(日)

実技(面接)試験(キャリアコンサルティング協議会管轄分)
2019年3月2日(土)、3日(日)

実技(面接)試験(日本キャリア開発協会管轄分)
2019年3月9日(土)、10日(日)

 

学科試験と実技(論述)試験日まで1ヶ月半、実技(面接)試験日まで2ヶ月弱から2ヶ月という感じでしょうか。

なお第12回は少し間隔が空いて7月初旬からになりますのでご留意ください。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です