【キャリアコンサルタント向け求人情報】10月14日（金）付　公的業務の求人一覧（募集終了）｜cccafe：キャリアコンサルタントとキャリアコンサルティング活動のための学習・研修、転職・求人情報サイト

※全ての求人の募集は終了しています※
※アーカイブとして保存しています※
＜＜2022年10月14日（金）付＞＞

ハローワークインターネットサービス上で募集中の求人案件の中で、官公庁や行政機関等の公的な組織や団体からのキャリアコンサルタント向け求人案件と、それらの仕事を一般企業等が受託した求人案件などをまとめてご紹介します。

※人材系企業が募集する、人材紹介，人材派遣事業のキャリアアドバイザー（CA，RA等）系求人は取り上げません。
※「今週のイチ推し案件」他は求人としての興味深さを意味し、応募を推奨するものではありません。
※個別の案件に関する問い合わせには対応していません。

前回公開した2022年10月7日（金）付け一覧以降に受理，公開された案件のみ掲載してあります。

前回分はこちらから
【キャリアコンサルタント向け求人情報】10月7日（金）付公的業務の求人一覧

■全57件
■続キャリアコンサルティング請け放題！
■学校法人アチチアチ！
■おやつを社長と食べるナシ寄りのナシ案件リターン！

　全部で40件でした。

ハローワークが1件。
残り39件がハローワーク以外の案件でした。

【今週のトピックス】
■なぜかキャリアセンターの特集号に！
月曜日が連休の最終日で、平日は4日間しかなかったのに、この時期の合計40件は多いイメージです。
そして、先週に引き続き、今週もキャリアセンターや学校法人系の求人が妙に熱い。
期せずしてキャリアセンターの特集号っぽくなってしまいました。
というわけでオススメの求人を今週もピックアップ。
最後までご覧ください！

■国立大学でキャリア教育の特任講師してます！
国立大学で、キャリア教育を担当する教務補佐員の募集です。
実はこの求人、昨年も一昨年も、毎年出ています。
ちなみに一昨年は5人，昨年は6人。そして今年は9人の採用枠です。

＞＞仕事内容：
◎キャリア教育分野全般の講師／基礎・リーダー・デザイン
・担当科目の講義運営全般（特任講師名称付与）
（講義資料作成、教室設営、講義の実施、学生評価）
・講義レポートの採点、フィードバックコメントの作成
・事業所（企業等）への見学引率（渉外含む）
＊大学教育に理解があり熱意をもって担当していただける方

特任講師の名称付与とか、ちょっとドキドキしますよね。
「あ、国立大学でキャリア教育の特任講師してまして」
なんかスキルが格段にUPしたような気がする！（気のせい）

＞＞必要な経験等
＊企業・団体での経験（目安：通算２０年以上）を活かし理系大学生に指導指導意欲を有する方（必須）
＊企業等で研究・開発、採用・人材育成など専門的経験を有する方（あれば尚可）

通算20年以上の社会人経験を求める＝40代以降のベテランクラスの募集。
わかってらっしゃる！と小喜びしながら、詳しくは大学の公式サイトにて、ということで見てみると

教務補佐員（キャリア教育担当有償ボランティア講師）の公募について
（キャリア教育分野）

なんか不穏な空気が流れはじめました…。
毎週月曜日の3時間、1教室2人の教務補佐員がペアを組んで講義を担当。年間30回程度。
その他に学生の評価や講義資料のカスタマイズなど、様々な付帯作業があるようなんですが、

（３）給与：１時間あたり 1,400 円
（４）勤務：担当科目の開講される週１日、大学へ出勤していただきます。
（担当１科目につき３時間。１限目担当の場合 8:15 – 11:30 休憩 15 分含む）
（ただし講義準備、レポート採点等の作業はご自宅等で実施）

明記されてはいませんけど、どうやら講義準備（資料の読み込み＆カスタマイズ他）やレポート採点（学生の評価）などの作業時間が、無償＝ボランティアっぽい感じなんです。

（２）講義レポートの採点およびフィードバックコメントの作成
WEBシステムや採点表のやり取りにより担当学生（20名程度）の講義レポートの採点を実施。レポート内容に関するフィードバックコメントの投稿（学生からの質問への回答含む）をすることで指導助言していただきます。

担当学生20人のレポートを採点し、質問への回答を含むフィードバックコメントを投稿するって、これ、とんでもない時間を取られますよ。
そもそも先生や講師って仕事はまぁまぁそーゆーとこあるぞ、って話なんですけど、フルタイムで働く専任の教員であればそれなりのお給料をいただいているので、まだ吸収できる可能性があるかもしれません※が、勤務時間の3時間を遥かに超える時間を、ボランティアとして提供出来るかどうかがこのお仕事のポイントになります。
※教員の時間外勤務に関しては、様々な視点からの意見が存在していると理解しています。社会課題として認識していいレベルの問題の可能性も感じています。

国立大学のキャリア教育のノウハウが入手できて、履歴書に経験済み職務としてキャリア教育特任講師と書く権利を得て、しかしその代償として1年間のボランティア勤務を受け入れられるかどうか。
アリ？ or ナシ？　どっち？
是非、求人票を直接ご確認ください。
というわけで 今週の注目トピックス①で！

■キャリアセンターでのキャリアアドバイザーのお仕事とは？
こちらも国立大学のキャリアセンターでの募集。
契約社員とパートでそれぞれ1人ずつ。
実はこちらの大学では、臨時の募集が生じた際、あらかじめ登録を行なった人を面接選考する登録募集制度を設けています。
今回、求人が表に出たと言うことは、キャリア系の登録者がいなかったのか、もしくは登録者では足りなかったのか（涙）。
同学の公式サイトに募集要項が掲載されています。

６．業務内容：本学学生に対するキャリア相談業務及びそれに付随する管理業務
（１）進路相談（進学・留学・適性・就職先相談）
（２）就活指導（作文・エントリーシート・履歴書の添削指導、模擬面接の対応）
（３）就職に関する悩み相談（不合格等の悩み・対策・就活への不安相談）
（４）インターンシップに関する相談（作文・エントリーシートの添削指導）
（５）就職に関するセミナー等の講師
（６）アドバイザーが行うキャリア相談のとりまとめに関する業務
（７）進路情報収集、就職状況の分析
（８）その他、グローバル・キャリア・センター長が指示する業務

「キャリアセンターってどーゆー仕事をしてるんですか？」
「キャリアセンターってこーゆー仕事をしてます」
という内容が簡潔に記されています。是非お知りおきを。

５．応募資格
（１）国家資格キャリア・コンサルタント、または同等資格を有する者（又は、採用予定日
までに有する見込みの者）。
（２）就業経験１５～２０年以上（業界は問いません）
（３）年齢・国籍は問いませんが、日本語での業務を滞りなく遂行できる者
（４）本学の学部及び大学院生の特徴を踏まえた上で、親切・丁寧な指導が出来る者
（５）学士の学位を有する者
（６）OA機器の基本操作とWord、Excel、PowerPoint、Zoom等を、支障なく使えること。

意外だったのは、留学生比率が高い（約19.4％）大学なので外国語力を求められるかと思ったのですが、むしろ「日本語での業務を滞りなく遂行できる者」と強調されているところ。
日本国内での就職活動には、高い日本語能力を求められることが多く、外国語でしか高度なコミュニケーションが出来ないと応募先が限られてしまう、という実情を反映してのことと思います。
先の案件でもそうですが、就業経験15～20年以上と、社会人としての経験を求めてきていることはちょっと嬉しい感じ。
なかなかの案件じゃない？と感じています。
キャリアセンター系求人をお探しの方は、お見逃しなく。
詳しくは 今週のイチ推し で！

■ジョブカード作成アドバイザー？
かつてジョブカード作成アドバイザーという資格が存在したこと、キャリアコンサルタントの有資格者であればご存知ではないかと感じています。

＞＞問1.ジョブ・カード講習はなぜ廃止になるのでしょうか。
ジョブ・カード講習は、ジョブ・カード制度創設当時、ジョブ・カードの交付を担うべきキャリアコンサルタント有資格者数が十分でなかったことから、必要最低限の質を保ちつつ、その量的不足を補うために、ジョブ・カード作成アドバイザー（旧登録キャリア・コンサルタント）を養成するための講習として開始しました。平成28年度のキャリアコンサルタント国家資格化以降、キャリアコンサルタント登録者が順調に増加してきており、ジョブ・カード作成支援のための体制整備が図られたことから、平成30年度をもってジョブ・カード講習を終了することとしました。
厚生労働省公式サイト「ジョブ・カード講習について」より

過渡期に存在した厚労省の勢力範囲内においてのみ通用する資格だったわけですが、ハローワーク上の求人では、未だに見かけることがあります。

＞＞必要な免許・資格：
キャリアコンサルタント　必須
上記またはジョブカード作成アドバイザー　必須

職業訓練やその周辺に限定した職種であれば、ジョブカード作成アドバイザー資格で厚労省のルール上は問題ないのですが、

＞＞仕事内容：
・学生の就職指導全般
・企業説明会の実施、求人票管理等、学生の就職に関わる業務
・教職員のカウンセリング

えー、これはやっぱりキャリアコンサルタントの仕事でしょー！
パート雇用ということもあり、「実務経験のあるジョブカード作成アドバイザーでもいいから来て！」という気持ちの表われとして受け取りますが、ぜひキャリアコンサルタントにご応募→ご就職いただきたいと感じる次第です。
というわけで詳しくは 今週の注目トピックス②で！

■真に希望しての就職か見極められる人材
こちらも専門学校のキャリアセンターでの正社員募集案件。
仕事内容を見て、むむむ…となりました。

＞＞仕事内容：
学生に対しての就職支援が主な業務。
近年求人数は多いが学生が真に希望しての就職か見極められる人材

ふ、深い。
恐らく卒業者の早期離職を課題として捉え、キャリア教育や実施主体としてのキャリアセンターに問題意識を持ったのではないか、などと勝手に憶測を進めているのですが、学生の真の希望に辿り着くには、本格的なキャリアコンサルティングの導入が間違いなく必要になります。絶必！
集団としての対応と個人としての対応と、恐らく組織への介入も必要になるでしょうから、力のあるキャリアコンサルタントが参加し、同校の新たな世界線をゴリゴリと拡げていただきたいものです。
というわけで 今週の注目トピックス③で！

それでは、引き続きよい週末を！

ハローワーク以外の組織，団体からの求人案件

専門学校の求人開拓担当の法人営業職

~~・フルタイム：正社員：東京都中央区~~
※留学生向け就職支援サイトに掲載する求人開拓を担当　とあります
※人財業界のRA（リクルーティングアドバイザー）のようなイメージ　とあります
※7月上旬に同内容の求人がありました…

公立大学の学生支援業務

~~・フルタイム：正社員：愛知県名古屋市~~ 5人
※学生支援全般でキャリア支援とは限りません
※採用日：2023年4月1日（原則）　とあります
~~・フルタイム：正社員：広島県広島市~~ 5人
※学生支援全般でキャリア支援とは限りません
※大学・企業・官公庁等の事務職員としての職務経験が通算して3年以上あること　とあります

私立大学の学生支援業務

~~・フルタイム：正社員：兵庫県神戸市~~
※学生支援全般でキャリア支援とは限りません
※2023年4月1日から勤務可能な方　とあります
~~・フルタイム：契約社員：兵庫県神戸市~~ 4人
※学生支援全般でキャリア支援とは限りません
※採用日：2023年4月1日～　とあります
~~・フルタイム：正社員：千葉県柏市~~
※学生支援全般でキャリア支援とは限りません
~~・フルタイム：契約社員：埼玉県深谷市~~ 3人
※学生支援全般でキャリア支援とは限りません
※学校法人としての採用で、配属は大学もしくは高校のいずれか　とのことです
※採用日：2023年4月1日～　とあります