つい先ほどキャリアコンサルティング協議会のメルマガで流れてきた情報です。
とてもよい話だと感じ、既に公式サイトも存在してオープンになっているため問題ないと判断しましたので、ご紹介させていただこうと思います。
みなさんは「職業能力評価基 準」というものをご存じですか?
職業能力評価基
https://www.shokugyounouryoku.jp/
「職業能力評価基準」とは、仕事をこなすために必要な「知識」と「技術・技能」に加えて、「成果につながる職務行動例(職務遂行能力)」を、業種別、職種・職務別に整理したものです。
わが国の「職業能力評価制度」の中心をなす公的な職業能力の評価基準です。
(職業能力評価基準ポータルサイトより)
「わが国」「公的な」「評価基準」と厳めしい単語が並んでいます。
採用や人材育成・人事評価、さらには各種の検定試験の基準としてなど、様々な場面で活用されることを想定し、厚生労働省が平成14年度から整備してきたものです。
企業が人材育成に取り組む際に簡単に利用できるツールとして、この職業能力評価基準を元にした「キャリアマップ」と「職業能力評価シート」が準備されています。
ジョブ・カードを扱ったことがあるキャリアコンサルタントならピンと来たのではありませんか。
訓練を伴う各種の助成金で活用されている「評価シート」(ジョブ・カード様式4)の元となっている「モデル評価シート」(ジョブ・カード様式4)がまさにこれです。
モデル評価シート・モデルカリキュラム 一覧表
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000127397.html
評価シート自体は訓練を実施する事業主の方が利用されるもので、セルフキャリアドックの際に利用することはあまりないと思われますが、キャリアコンサルタントとしてジョブ・カードに精通しておくことは悪いことではないと感じます。
従業員のキャリア形成や能力開発の指針として使うことも出来るわけですから、これらの分野を活動領域とするわれわれキャリアコンサルタントとして、また厚生労働省から資格を受けているキャリアコンサルタントとしても、職業能力評価基準の理解を進めておくことは「百利あって一害なし」だと感じています。
これを機会に職業能力評価基準をじっくりと学んでみるのはいかがでしょうか。
というわけで、やっと本題です。
この職業能力評価基準を広めるための「職業能力評価基
職業能力評価基
https://www.shokugyounouryoku.jp/seminar.html
サイトの方では既に開催が決定している東京・名古屋・大阪・福岡の4会場でのべ10回分の申し込みが始まっています。
※岡山会場での開催も予定されているようですが、現時点においてサイトの方からは申し込みは出来ません。
セミナーの受講は無料。
午前の部は、職業能力評価基準の考え方や導入の進め方と効果的な活用法、導入企業の具体的な活用事例の紹介を2時間。
午後の部では、事務職および営業職を対象に各自の抱える課題を探り、いかに解決の糸口を見出すかをグループワークで取り組む3時間半の2部構成になっています。
定員は各回50名ずつで、
「午前・午後両方とも」
「午前のみ」
「午後のみ」
と、仕事などの都合に合わせた受講が出来るようになっています。サイトを確認の上でご検討いただき、お申し込みになってみてください。
職業能力評価基
https://www.shokugyounouryoku.jp/seminar.html